離職率が高い業界ランキング!業界別の傾向と現状

離職率の高さと人材不足を解消したいと考えられている経営者や管理職の方は多いのではないでしょうか。

自社の業種だけ離職率が高いのか?ほかの業種と比べて原因は違うのか?と疑問に思うこともあるでしょう。

離職には、業種ごとにそれぞれ傾向があります。

そこで今回は、業界別の離職率と離職の傾向について解説していきます。離職防止の参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 1.業界別の離職率ランキング
    1. 1.1.1位 宿泊業・飲食サービス業
    2. 1.2.2位 生活関連サービス業・娯楽業
    3. 1.3.3位 その他のサービス業
  2. 2.宿泊業・飲食サービス業の離職率と傾向
    1. 2.1.年収が低い
    2. 2.2.休暇が取りにくい
    3. 2.3.労働時間が長い
  3. 3.生活関連サービス業・娯楽業の離職率と傾向
    1. 3.1.年収が低い
    2. 3.2.将来の不安
    3. 3.3.休暇が取りにくい
  4. 4.サービス業の離職率と傾向
    1. 4.1.仕事内容や労働条件
    2. 4.2.人手不足
    3. 4.3.休暇が取りにくい
  5. 5.まとめ


業界別の離職率ランキング

離職率とは、従業員全体に対して新たに退職をした人の割合を指します。

厚生労働省の資料を基に、離職率の高い業界を紹介していきます。

入職率と離職率

(参照:厚生労働省│平成28年雇用動向調査結果の概況)

1位 宿泊業・飲食サービス業

宿泊業・サービス業は、入職率が32%に対して離職率が30%に達しています。

入職者数が多い業界ですが、離職者数は増加の傾向にあり、さらに離職率が増加していくことが予想されるでしょう。

2位 生活関連サービス業・娯楽業

生活関連サービス業・娯楽業は、入職率24.1%に対して離職率は20.3%です。

宿泊業・飲食サービス業に次ぐ入職者数の多さに比例して、離職率も高い業界と言えるでしょう。

3位 その他のサービス業

その他のサービス業とは「ほかの職業に属さない職業」を指します。入職率が19.5%に対して離職率は19.1%です。

1・2位に比べて、入職率と離職率の差があまりない特徴があります。

宿泊業・飲食サービス業の離職率と傾向

前述したように、宿泊業・飲食サービス業は離職率が高い業界です。

ここでは、宿泊業・飲食サービス業の離職率が高い原因について解説していきます。

年収が低い

宿泊業・飲食サービス業は、ほかの業種に比べて、年収が低い傾向にあります。

学歴別初任給

大学院修士課程修了の人が教育・学習支援業で働いた場合、初任給は平均235万円です。

給与平均

一方、同じ条件で宿泊・飲食サービス業の初任給は平均196万円と、1年でおよそ39万円の差が生じています。

(参照:厚生労働省│平成28年度初任給概況)

何年も同じ業種で働いていくと、ほかの業界と比べて収入差が広がることから離職理由のひとつにつながっています。

休暇が取りにくい

宿泊業・飲食サービス業は、土日祝日や年末年始など、休日が繁忙期です。そのため、休日に休暇を取得することができず、特にゴールデンウィークといった大型連休は、連勤になる場合も少なくありません。

この積み重ねによって疲労やストレスを溜めてしまい、離職が高い傾向にあります。

労働時間が長い

宿泊施設や飲食店は仕事量が多いのと反比例して人手が充分に足りていません。そこに加えて早朝から深夜までと営業時間も長く、一人当たりが抱える負担が大きくなります。こういった状態が繰り返されると、体力的に厳しくなり離職者が増えてしまいます。

生活関連サービス業・娯楽業の離職率と傾向

生活関連サービス業・娯楽業の離職率は20.3%と、宿泊業に次いで高くなっています。

生活関連サービス業・娯楽業は人気があり、入職者は多いのですが、離れてしまう人も多くいる業界です。ここでは、生活関連サービス業・娯楽業の離職率が高くなっている原因を挙げていきます。

年収が低い

離職の原因としては、給与水準の低さがあります。

厚生労働省の資料によると、生活関連サービス業・娯楽業の初任給は平均212万円です。

宿泊業と同様に、収入の低さから辞めてしまう人が多い業界となっています。

将来の不安

将来の不安も離職原因に挙げられます。

職種は多岐に渡りますが、主な生活関連サービス業としては「美容室」「旅行代理店」「ブライダル関連」「葬儀関連」、娯楽業は主に「遊園地」「ゲームセンター」「パチンコ店」などが挙げられます。

このなかでも、生活関連サービス業は特に参入しやすい業界のため、競争が激しくなりやすい特徴があります。

激しい競争で安定した経営ができなくなってしまい、将来性に不安を感じて離職する人も多くいます。

休暇が取りにくい

宿泊・飲食サービス業と同様に、生活関連サービス業・娯楽業は休暇が取りにくい特徴があります。顧客一人ひとりに合わせた対応をするため勤務時間が長くなりやすく、休暇を自由に取ることが難しい業界です。また、サービス残業をすることも少なくありません。

このように、なかなか休めないことも離職の原因になっています。

サービス業の離職率と傾向

サービス業は、入職率は第3位と高いですが、離職率も19.1%と高いことが特徴です。

サービス業(ほかに分類されないもの)の業種は、「労働者派遣業」「自動車整備業」「警備業」「建物サービス業(清掃、保守、管理など)」などが含まれます。

ここでは、サービス業の離職率が高い原因について紹介していきます。

仕事内容や労働条件

サービス業の範囲は多岐に渡りますが、どの業種も仕事内容を理由に離職する人が多い傾向にあります。たとえば、建物サービス業(清掃、保守、管理など)であれば、管理物件のクレーム対応だったり、労働者派遣業であれば派遣先の労働条件が悪かったりなど、さまざまな理由が挙げられます。

人手不足

人手が充分に足りていないために、一人当たりの仕事量が多くなるということが挙げられます。離職者数が多いため、仕事量が多いにも関わらず人材が確保できない職場が数多くあるのです。

休暇が取りにくい

離職率が高いほかの業界同様に、サービス業は休暇を自由に取ることができない特徴があります。サービス業は土日祝日でも仕事しなければならないケースがほとんどなので、離職率が高い傾向にあります。

まとめ

今回は離職率が高い業種をランキングで紹介し、それぞれの原因について解説しました。さまざまな業界・業種があるなか、離職の理由は「年収の低さ」「労働環境の悪さ」などが主な原因に挙げられることがわかりました。

これらの現状や離職理由は、多くの労働者が感じていることです。

現在、従業員の離職に悩んでいるという方は、自社の労働条件は従業員にとって適正であるかを一度考え直し、離職防止に取り組むようにしましょう。

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