離職防止のために本当に必要な取り組み・施策とは?

離職の問題は、従業員の管理、または人事の仕事に従事している人が抱える悩みのひとつです。離職は仕事の生産性を著しく低下させてしまうことにつながるため、一刻も早い改善が必要です。

しかし、具体的にどのような対策を取り組めば良いかわからないということがあると思います。
​​​​​​​そこで今回は、離職防止のためにはどのような取り組みを行えば良いのか、離職への対処方法について解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.離職防止の取り組みはなぜ必要?
  2. 2.はじめに取り組んでおきたい「現状把握」
  3. 3.離職の主な原因は職場環境の問題?
    1. 3.1.物理的環境
    2. 3.2.人間関係
    3. 3.3.モチベーション管理
  4. 4.まとめ

離職防止の取り組みはなぜ必要?

従業員がいるからこそ、仕事が成立しています。

そのため、人材が減ることは、企業にとって大きな損失につながります。

人材が不足してしまったら採用を行えば良い、と考える方もいるかもしれませんが求人広告費・説明会資料や会場費、入社後の研修費などが発生し、従業員一人に対しての採用にかかる経費は平均50万円(※1)程度と言われています。(参照:マイナビ│企業新卒内定状況調査
※1社あたり新卒採用費総額の平均を1人あたりの採用単価にした場合

仮に離職が慢性化してしまったら、人材にかかるコストが会社の利益を圧迫することに加えて、モチベーションの低下など生産性に関わる問題も発生します。それを防ぐために、離職防止の取り組みはとても重要です。


はじめに取り組んでおきたい「現状把握」

離職防止のための対策を行うのは良いことですが、そのとき思いついた対策を手あたり次第試してみてもあまり効果は望めません。可能な限り効率的な問題解決を目指しましょう。

一言に離職といっても、業種や各会社によって離職の理由は異なります。

離職現状

(参照:厚生労働省|-平成 28 年雇用動向調査結果の概況-

また「社員がどのような理由のもとに離職していくのか」を、徹底的にリサーチして自社の現状を把握することから始めましょう。


厚生労働│平成 27 年転職者実態調査の概況

(参照:厚生労働│平成 27 年転職者実態調査の概況

自社の離職の原因、傾向が分かれば、他社との比較分析が可能になります。

他社と比較して似た離職状況の会社があれば、その会社の行った離職対策が参考になります。

そのために現状把握はもちろんのこと、他社と比較して傾向を分析し、的確な離職対策をしていくことを心掛けましょう。

離職の主な原因は職場環境の問題?

どの業種でも離職の原因として挙げられているのが職場の環境問題です。

「職場環境の改善」と言われても、何を改善するべきなのか分からないという方もいると思います。

まず職場環境に関しては、

  • 物理的環境(空気、温度、作業姿勢)
  • 人間関係
  • モチベーション管理

と、大きく3つに分けることができます。

ここでは、それぞれの問題の改善策を紹介します。

物理的環境

職場の環境や管理に努めることはとても重要です。

これは、労働安全基準法第71条の2でも、同様のことが言われています。さらには、平成4年に労働安全基準法が改正され「事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針」(快適職場指針)が発表されています。(参照:厚生労働省│快適職場

この快適職場指針では、

  • 作業環境の管理 
  • 作業方法の改善
  • 労働者の心身の疲労の回復を図るための施設・設備の設置・整備
  • その他の施設・設備の維持管理

について挙げられています。

まずは最低限として自社の環境が快適職場指針に当てはまるかどうか見直してみましょう。

関連記事:社内でできる離職防止の具体的な取り組み!職場環境を整えよう

人間関係

コミュニケーションの活性化は離職対策をはじめ、生産性の向上にも効果があります。

離職に対する取り組みで、最も効果を感じやすいのは、コミュニケーションの活性化といわれています。

仕事をしていると何かしらの問題や悩みを抱えるものですが、社員同士のコミュニケーションが取りづらい職場では解決に時間を要してしまいます。

解決策として採用されている方法は、

  • 直接的に仕事とは関係ない社内レクリエーションやサークル活動を行う
  • 社内で共通のSNSを使って頻繁にコミュニケーションを取る
  • 一対一のミーティング
  • 社内コミュニケーションへの給付金
  • ランダムなメンバーとのランチ

など企業によってアプローチの仕方はさまざまです。

しかし、コミュニケーションの活性化はあくまで手段のひとつです。目的と取り違え、職場の雰囲気に合わない手段を用いると、従業員の負荷となってしまう場合があります。

職場や人の雰囲気に合ったコミュニケーションの活性化を目指しましょう。

関連記事:離職防止にはコミュニケーションの活性化が重要

モチベーション管理

仕事をしていると、誰もが一度は評価について考えたことがあるかと思います。

自分の労働に見合った正しい評価を得られずにいると、モチベーションは低下します。

その結果、社員にかかる心理的、肉体的負荷が膨らみ、作業効率の低下につながってしまう可能性があります。社員のモチベーション管理は、職場環境の管理においてとても重要な課題です。

多くの企業では正当な評価を出すため、人事評価制度を採用しています。人事評価制度の目的が何なのか、明確にしたうえで人事評価を行いましょう。

効果的な人事評価制度の例として、

  • リアルタイム化(フィードバックの速さ)
  • 全方位型(人によって違う評価を受けることの回避)
  • オープン化(フィードバックに関する納得感の向上)

などが挙げられます。

正当な評価は、モチベーションの向上と離職率の低下に直結する要素ですので、会社に合った人事評価制度を採用していきましょう。

また、人事評価制度の見直し・改善はもちろんですが、各種待遇についてもあわせて行う必要があります。いくら仕事を頑張ってもそれに見合う対価を与えてくれない会社は、社員から見限られてしまいかねません。

労働に対し正しく人事評価に反映される制度なら、社員はモチベーションを高くして仕事に取り組めます。頑張れば頑張っただけ昇進や昇給につながりやすいという共通の理解があれば、社員全体の活性化につながるでしょう。

待遇や制度を変えるだけで、仕事への向き合い方に変化が出ます。

人をきちんと評価できる会社は社員からの信頼が厚くなりますので、人事評価制度の見直しや各種待遇の改善をすることが、離職対策として有効的です。

関連記事:社内でできる離職防止の具体的な取り組み!モチベーション管理が大切

まとめ

職場環境の改善は、離職防止として有効な手段のひとつです。

また、職場環境の改善によって、離職率の低下とともに、今いる社員のモチベーション向上にもつながります。ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。

「テガラみる」では職場の離職防止にフォーカスした定着ソリューションを提供しています。

新入社員のコンディションの把握からベテラン社員のフォローまでサポートさせていただきます。

業務改善のためにぜひご利用ください。



採用した人が、辞めない。
そんな会社を目指しませんか?

新卒社員の「配属後」も、みんなで守ってあげたい。
本当はもっとメンバーをフォローしてあげたい。

株式会社テガラミル

〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-1-3
東京宝塚ビル7F
TEL 03-3569-0056
FAX 03-3569-2792

事業内容

離職防止ソフトウェアの開発・販売・コンサルティング
採用プロセス最適化
人事コンサルティング
人事業務支援